【栄養価の高さが段違い】そば粉が身体に良いと言われる理由を調べてみた

そば粉の栄養について

ソボクニシフォンでは、“栄養が摂れるスイーツ”を目指してそば粉のシフォンケーキを日々作っています。

そのためにひとつひとつの原材料にこだわり、そば粉は福井県大野市で無農薬で栽培されたものを100％使用しています。(小麦粉不使用のグルテンフリーです。)

「そばは栄養が豊富」というのはよく聞く話だと思いますが、具体的にそば粉にはどのような栄養が含まれていて私たちの健康にどう影響するのでしょうか？

今回はそのそば粉の栄養について詳しくご紹介したいと思います。

そば粉に含まれる栄養成分

そば粉には主に

ルチン

ビタミンB1

ビタミンB2

たんぱく質

カリウム

マグネシウム

食物繊維

といった栄養が含まれています。

そば粉

ルチンの栄養

そばには穀類で唯一「ルチン」というポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールとは植物が光合成を行うときに生成される物質のことで、身体に有害な“活性酸素”を取り除く強い“抗酸化作用”があります。(活性酸素が増え過ぎると正常な細胞までも酸化させてしまい動脈硬化や高血圧などの生活習慣病、免疫機能の低下、しみやしわなど様々な影響を引き起こすと言われています。)

ポリフェノールは様々な食物に含まれており、蕎麦に含まれるルチンを始め、赤ワインやブルーベリーに含まれるアントシアニン、緑茶に含まれるカテキン、豆類に含まれるイソフラボン、チョコレートに含まれるカカオポリフェノール、コーヒーに含まれるコーヒーポリフェノール、生姜に含まれるショウガオール、玄米に含まれるフェルラ酸、ターメリックに含まれるクルクミンがありそれらも全てポリフェノールの一種となっています。

参考：健康長寿ネット

これらポリフェノールの中でそば粉に含まれるルチンの健康効果は、特に血管への良い作用があると言われており以下の五つがあげられます。

ポイント

１. 出血性疾患の予防効果

２.生活習慣病の予防効果

３.心疾患の予防効果

４.糖尿病の予防効果

５.認知症の予防効果

破れやすくなった血管を修復して血流を良くする効果や毛細血管を丈夫にする効果などによって“脳卒中”“動脈硬化”“コレステロール値の抑制”“高血圧予防”など出血性疾患や生活習慣病、心疾患の予防、すい臓に働きかけることでインスリンの分泌を促し糖尿病の予防、脳細胞の酸化を防ぎ活性化させることで認知症の予防の効果があります。

ルチンだけでも多くの効果がありますね。

ちなみに、ルチンは水溶性で水に流れ出やすい性質があるのでお蕎麦を食べるときは最後にそば湯を飲むと良いそうです。シフォンケーキの場合は、そば粉を生地に混ぜ込んで焼いているのでルチンはまるごと摂っていただけます。